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夕暮れの路地を一匹の黒猫が歩く。その表情は凛として前を向いている。そしてその猫は、少女へと変わった…そう彼女は能力者の一族に生を受けた少女。これからの戦いの為に前へと進む

2026 . 04
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    プロフィール
    HN:
    雨月 風花
    性別:
    非公開
    自己紹介:
    ここはネットゲームTW2『シルバーレイン』に住んでいる風花の部屋です。
    『シルバーレイン』をご存じない方はご遠慮ください。
    なお、ここで使われているイラストは、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
    イラストの使用権は『風花』に、著作権は各絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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    [02/04 風花]
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    ●秋の旅行は…
    11月。館のある森の木々もかなり色付いてきていた。
    「さて、何処が一番綺麗かしら?」
    旅行を兼ねて紅葉を見に行くことになった風花達一行。
    名所のパンフレットを見つつ、リビングでそう呟いているのは考案した風花だ。
    その様子を見て、団員の戒名音江莉子が声をかける。
    「11月中旬位からなら京都辺りが良いのではないでしょうかー?」
    江莉子を見上げる風花。ぽんっと手を打ちにっこりと微笑む。
    「京都…あそこは桜も紅葉も綺麗だったわ。ありがとう」
    早速携帯電話をかけ始め、雨月家御用達の旅館に連絡を取る。これで宿泊場所は確保できたこととなる。

    それから1時間後のこと。
    「姉貴っ、ニュース!ちょっとこれ見てくれよっ」
    そういって慌しくリビングに入ってきたのは義弟の風魔風樹。見せられたのは紅葉の森の中の写真。
    しかし良く見ると何かがおかしい。数本の木の後ろには……
    「これは、地縛霊?」
    写っているその数は10体。風樹に場所を聞いた風花は苦笑する。
    「どういうめぐり合わせかしら?この場所は私達が行く場所よ?」
    風樹も目を丸くしながら、すげー偶然だな。と苦笑いをした。


    ●ゴースト退治と紅葉見物
    「この写真を見てもらえるかしら?」
    夜のリビング。集まった皆に風花は、紅葉に行く場所とその場所に地縛霊が存在することを告げた。
    「俺が聞いた話だと、この写真周辺は平安時代に大貴族の大邸宅があったんだけど…」
    風樹が説明を始める。写真には十二単を着た貴婦人と、烏帽子をかぶったまるで狸のような男。あとはその御家人だ。
    こちらを凄い形相で睨んでいる。
    さらに地元の資料で調べた結果この貴族、そうとう性格が悪かったらしく自分の土地に他人はもちろん一般人が入ってくるのさえ嫌ったらしい。
    まぁ、まだ誰かに悪戯をしたわけではないが無視してしまうのも、この形相からよくないことは確かだ。
    「…で、ここは観光地なわけだけど夜は人は入ってこない。だから退治は夜にやってしまって、次の日に紅葉を楽しむプランだよっ」
    皆の顔を見渡す風花と風樹。
    「今回はちょっとスリリングな旅行になるけれど、参加できる人は私に教えてね?」
    よろしく。とウインクをする風花。



    さてさて、一行は無事に紅葉を楽しめるのか・・・

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    11月初頭。
    私は父に呼ばれて実家に戻っていた。
    理由はわかっている。夏の…あの件だ。
    父の自室の前。私は大きく深呼吸をして、声をかけた…

    8月。
    雨月家の菩提寺であるこの寺では、先程からお経がいいリズムで唱えられている。
    先頭には当主の父、その後ろに母と私と風蘭、そして風魔家、雨月分家…と続く。
    私の家は先祖代々、この地の治安を預かる仕事をしていたらしい。
    治安といっても、揉め事の仲裁が主だったらしいのだけど…。
    シルバーレインの降り注いだ1990年以後は、能力者としてゴースト退治もするようになり今に至っていた・・・

    お経と墓参りが終わり、寺の特別室で住職と穏やかに話をする父母を見ながら私は空を見上げた。
    「…姉貴、『心此処にあらず』って顔してるな」
    振り返ると笑顔の風樹がそっと、耳打ちをしてくる
    「今日の姉貴の戦いはこれからなんだから…なっ」
    少し苦笑して頷いた私に、風樹はニカッと笑顔で親指をそっと立てた。
    私の戦い…そう、お盆のためだけに実家に戻っているのではなく、この後の当主である父との話のために戻ってきているのだった…

    ●切欠は裏山の蛍
    とある朝、白亜の館のリビング。
    「…とてもキレイでしたのよ」
    少し興奮気味に話すエアーデに、風花はにっこりと微笑んだ。
    「この辺りにも蛍がいるのね?街から少し離れているだけなのに…」
    幼い頃は別荘のある山まで行ってみんなでみたものだわ…とちょっと懐かしそうにしている。
    「ミンナデ見に行きましょうよ」
    じっと風花の顔を見ている彼女の横で、何かを考え始めた風花…。
    「ね、エアちゃん。ここの裏山も良いけど、蛍狩りに行くのなら結社の合宿も兼ねて避暑地に行かない?」
    そういってから、にっこりと笑顔で理由を話す風花に頷くエアーデ。
    「なるほど、ソレは名案デスわ」


    ●蛍狩りと別荘合宿
    「蛍狩りに軽井沢へ行こうとオモイマスの」
    その日の夕方、リビングに集まったメンバーをみながらエアーデは皆に言う。
    ざわつくメンバーに今度は風花が笑顔で話し始めた。
    「軽井沢にね、うちの別荘があるのよ。今の時期ならたしか蛍もまだいたと思うの。避暑地だから涼しいし、結社の一泊合宿も兼ねて行ってみない?」
    実家で了解は取ってきてあるから。と一言付け加えてから皆の顔を見渡した。
    「日程はね、今配ってもらっている用紙の通りよ」
    一日のプランを書いた紙をエアーデが配っていく。
    現地についてから夜までは自由行動。街に出かけても別荘でのんびりしても自由だ。
    夜になると敷地横を流れる川に沿って蛍のいる上流まで出かける。運がよければ敷地内でも数匹見れるかもしれない。
    「参加できる人は後で教えてね?」
    よろしくね。と微笑む風花。


    さてさて、どんな合宿と相成るか…

     

    ゴールデンウィーク。
    5月の連休がそう呼ばれるようになったのはいつからだろう。
    春先に行こうといっていた小旅行が、コルシカ島の戦いで大怪我を負いこの時期になった。
    結社の皆に頼まれた買い物をして、私と彼ー那月ーは湘南海岸へとバイクを走らせていた。
    目の前に江ノ島が見えてくると程なくして到着し、バイクを止めた…

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